毎年秋から冬にかけて気分が落ち込み、春から夏にかけては回復する季節性うつ病という疾患があります。
一般のうつ病と少し性質が違い、通常のうつ病の症状以外に 過食、過眠、炭水化物の渇望などの症状がみられます。
冬季に抑うつ気分がみられ 4月~5月のこれから気分の安定を自覚される方は 季節性うつ病の可能性があります。
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その傾向が2年以上見られれば その可能性も考えてみては?
気分の変動は
日内変動(一日の中での変動、うつ病の方は午前が調子悪いことが多い)
週内変動(週の中での変動、気分の波は週の前半に多いのか、後半に多いのか?)
月内変動(月経周期に一致する気分の変動など)
年内変動(秋~冬が調子悪いのか? 春先が調子悪いのか?)
自分の精神状態を客観的に把握することは難しいのですが、少し余裕があればどのような時期に調子が悪くなるか?把握することが予防につながると思います。