食物アレルギーとは原因食物を摂取した後に免疫学的機序を介して生体にとって不利益な症状(皮膚、粘膜、消化器、呼吸器、アナフィラキシーなど)が惹起される現象で主に皮膚の症状・呼吸器系の症状・粘膜系の症状に出てきます。
東日本大震災で現在 食事アレルギーの人々が困っているというニュースを見ました。 震災後 やっと食料が回りだしているようですが、食物アレルギーの人は食品の成分を見ながら摂取しなければアレルギー反応が出てしまうため本当に困っているようです。
皮膚症状 : そう痒感、じんましん、血管運動性浮腫、発赤、湿疹
口腔咽喉頭症状 : 口腔・口唇・舌の違和感・腫張、喉頭絞扼感、喉頭浮腫、嗄声、喉の痒み・イガイガ感
消化器症状:腹痛、悪心、嘔吐、下痢、血便
呼吸器症状: くしゃみ、鼻汁、鼻閉 呼吸困難、咳嗽、喘鳴
眼症状 : 結膜充血・浮腫、そう痒感、流涙、眼瞼浮腫
アナフィラキシーショック : 頻脈、虚脱状態(ぐったり)・意識障害・血圧低下
一番怖いのはアナフィラキシー反応ですが通常なら
抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬・ステロイド薬・エピネフリンなどの薬で対応していきますが、震災で医薬品も十分なく、医療施設も近く似ない状態。
アレルギーの会 全国連絡会 そこで支援活動を行っているようです。
全国からの支援の手が届くことを願います。