選挙権年齢は来夏の参院選から18歳に引き下げられるが酒・たばこも18歳に引き下げの動きがあると衝撃的なニュース!!
選挙権年齢が18歳に引き下げられるからといって、酒やたばこをはじめ、民法、少年法など、その他の法律の「成年」も十把一絡(じっぱひとから)げに引き下げる必要があるのか?
当院ではニコチン依存症の治療を開業当初から取り組んで来ていました。
最初は
ニコチネルTTSというニコチン置換療法の薬、現在はもっと治療効果のあるチャンピックスを使用しての治療、しかし
このチャンピックスですら3ヶ月でしっかり禁煙が成功できる確率は65%前後!! 簡単ではないのです。
たばこと健康問題に詳しい産業医科大の大和浩教授は「世界的には、喫煙できる年齢を引き上げる動きもある」と指摘している。
吸い始めの年齢が低いほど、依存性が高くなってやめられなくなることがわかっているという。1
5~19歳で吸い始めた人は、20代で吸い始めた人より肺がんの死亡率が1・3~1・5倍高いという調査もある。また
NPO法人「アルコール薬物問題全国市民協会」の今成知美代表も「
飲酒の開始年齢が早いほど、依存性や生活習慣病のリスクが高くなることが世界的に知られている。年齢の引き下げは容認できない」と語っている。
最近はビル内禁煙・飲食店内禁煙は分煙など、規定の場所だけと喫煙環境が難しくなっている状況 そんな中での酒・たばこの年齢引き下げはなぜ???
不思議です。